肉眼による治療とはこんなに異なります~マイクロスコープによる治療~

肉眼による治療とはこんなに異なります~マイクロスコープによる治療~

歯科診療は細かい部位の細かい作業の連続です。むし歯に汚染された部位を削ったり、歯の中の神経を除去したり、とても肉眼(裸眼)では捉えきれない細かさです。もししっかり見えない場合には治療を経験と勘に頼って行わなければなりません。

自由が丘駅より徒歩3分の歯医者「井原歯科クリニック」では治療精度を高めるために、マイクロスコープを活用して、患部を拡大視しながら処置する精密治療を提供します。

精密治療にはマイクロスコープを活用します

マイクロスコープとは?

マイクロスコープとは?

肉眼では見えないものを4倍から20倍までに拡大し、観察できるという技術を搭載している歯科用顕微鏡です。日本の施設における普及率は3%と言われています。見えないものが、見えることで従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘で行う治療と比べむし歯の取り残し、汚染物質の取り残し、歯石の取り残し、再治療の頻度に大きな差がでます。このマイクロスコープを用いることで一番大きな利益を得るのが患者さんご自身です。
精密な診断、精密な治療により感染の除去、そして再治療をなくすことで、ご自身の歯を長期に維持でき、口腔内の健康をより良い状態で保つことに繋がります。

マイクロスコープと肉眼治療の違い
見える範囲が違います

見える範囲が違います

倍率が2倍になると縦と横がそれぞれ2倍になるので実際は4倍の情報量になります。倍率を8倍にすると64倍の情報量が得られるのです。拡大すればするほど、詳細部位を正確に精密に把握できます。

明るさが違います

明るさが違います

マイクロスコープの先にはライトがあるので、患部をきれいに照らすことができます。明るいことで視野の確保が容易になります。

マイクロスコープ 裸眼
見える範囲 大きい・鮮明 小さい・不鮮明
明るさ 明るい 暗い
治療の質 非常に高い 不明
むしばの再発率 極めて少ない 不明
治療の可視化(記録) できる できない

実際の治療映像

マイクロスコープを使用する事で、歯茎の下の(見えない部分)歯石を目視できます
マイクロスコープを使用するメリット
Merit 01
治療の精度が高まる
肉眼では捉えきれない部位も拡大視しながら処置できるので、精密な診断や治療が可能です。
Merit 02
患者さんの負担を軽減する
削り残しをなくし、必要以上に健康な歯質を削ることも防げるので患者さんの健康維持につながります。また治療時間の短縮にもつながるので、患者さんの負担を抑えます。
Merit 03
モニタで確認できる
マイクロスコープのカメラが治療部位を映し出すので、診療ユニットに設置しているモニタで確認できます。
Merit 04
治療の可能性が広がる
これまで細部の確認が難しかった部位も、マイクロスコープで拡大視できれば、治療の可能性が広がるのです。
マイクロスコープを活用した治療
むし歯の治療

むし歯の治療

肉眼では確認できないようなむし歯の発見が可能です。また治療の際に拡大視すれば必要な部位だけ削れ、健康な歯質を残すことができます。再発のリスクを抑えた精密治療が可能になるのです。また補綴物の精度を高めるためにも活用します。

根管治療

根管治療

複雑な形状をしている根管の精密治療のためにはマイクロスコープは欠かせません。患部を拡大視して、一つひとつのステップを正確に丁寧に行うことで再発リスクを抑えます。

歯周病の治療

歯周病の治療

歯石除去の際に活用することで、治療器具を正確に歯石に当てられるので、歯根を傷つけず、さらに歯肉も傷つけずに治療できます。痛みや出血を抑えられるのです。

歯の亀裂の確認

歯の亀裂の確認

歯面に発生するクラック(亀裂)は肉眼ではなかなか把握できません。マイクロスコープを使用すれば、わずかなクラックも発見できるので、適切な治療が可能になります。