Preparation by Microscope
当診療所で治療を受けられた方は顕微鏡(マイクロスコープ)による治療をご存知の方も多いと思います。う蝕治療、歯周病治療、根管治療などほぼ全ての治療に応用していますが、マイクロスコープを用いた形成をブラッシュアップするために東京歯科大学、慶應義塾大学でも同じ時間を過ごした同志の宇賀先生のもとへ歯科衛生士と共に行ってまいりました。
(宇賀循環器内科・歯科 www.uka-micro.jp/)
マイクロスコープによる治療の特徴はたくさんありますが、みなさんが体感するのは①高倍率での拡大治療②治療の可視化(ドキュメンテーション)でしょうか。高倍率で治療を行うことで精密治療を行うことができ、治療の質が上がることで再治療(治療のやりなおし)の可能性を極端に減らすことができます。また、モニターによる治療動画で治療のステップをその場で患者さん自身が理解できるということは、我々のコンセプトでもある医療の可視化には必要不可欠です。自分自身がどのような治療を受けているのか、歯がどのような状況になっているのか、自分自身の口腔内の状態を把握することは健康な口腔を管理し、維持するためにはとても重要だと我々は考えております。
すべての歯科治療において言えることですが、マイクロスコープにおいても術者(歯科医師)とアシスタント(歯科衛生士)の連携があるからこそ質の高い医療が提供できると言えます。少しでも多くの方に基本に忠実な、そして誠実な医療を提供できるよう歯科医師・歯科衛生士の連携を高めてまいります。