特別講演 慶應義塾大学歯周病カンファレンス
歯科衛生士と共に慶應義塾大学病院の歯周病カンファレンスに参加してまいりました。
今回は歯周病専門医である長谷川嘉昭先生の特別講演でした。歯周病治療において大切な全身状態の把握、細菌検査、血液検査の重要性を特に強調されていました。医科領域ではルーティーンで行われていますが、歯科においてはなかなか普及していないのが現実です。当診療所においても全身状態の把握、医科との連携、歯周病細菌検査をとりいれていますが、今日のことを日常臨床により反映させたいと考えております。
それともう一つ大切なことは、やはりプラークコントロールと感染源の除去が歯周病治療の成功の鍵ということです。これは歯科医師はもちろん、歯科衛生士の知識・技術に左右されます。当診療所での歯周病治療は歯科衛生士と歯科医師の二人で患者さんを診察させていただくことでより質の高い歯周病治療を提供しています。
歯科衛生士が歯周病患者さんを救えるよう当診療所では、歯科医師と歯科衛生士によるチーム医療を引き続き行ってまいります。